赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>鼎
(並ぶ衣装を時折カチャリと手元へ寄せて今季のデザインも例年に劣らず力作揃いだと感想を落とし、帽子屋の気合いを一つ一つの衣装から感じ取る。そんなことを思ったりしていれば待っている時間はあっという間、明るく可愛らしい声が届き試着室へと足を戻す。ヘアスタイルひとつで印象はこうも変わるのかと目の前の少女にほぉ、と関心の声をひと洩らし。うんうん、と頷きを浅く繰り返してから笑みを強めて「よく似合う。君のために誂えたような仕上がりだ」すう、と眼を細めてその隙間より捉えるのは獲物を狙う捕食者にも似ていて。とん、と強すぎない力で彼女を押すと試着室の中へと戻し扉を閉じてしまう。狭い空間に閉じ込めてしまえば「本当に、ああ、本当によく似合っている」カチャリと音を立てて後ろ手に鍵をかけるともう片方の手でくい、と顎を持ち上げ小さな輪郭を撫でるように人差し指を滑らせて「大人の女性らしい衣装なんだ、色気がもう少し有るとより良いと思うんだが……君はどう思う?」詰め寄るように顔を寄せれば呼吸音すら聞き取れるような距離感でニッコリと笑みを。空いた手を使い緩く結ばれる三つ編みに触れると、その束の先へわざと音を立てるようにリップ音の響く口付けを落とし、それが一方的な行為と自覚をした上で勢いで乗り切ろうとするのは最早悪い癖であり、どれだけ同居人に咎められても治ることの無いものなのか。柔らかくふっくらとした頬に顔を寄せ、先ずは親愛のそれを示すように自らの頬を軽く触れさせ)
(/こんばんは!こちらこそとても楽しいお時間に感謝の気持ちでいっぱいです!可愛らしい鼎ちゃんに手を出してしまいそうなドードー鳥ですので引っぱたくでも何でも大丈夫ですので…!本日もどうぞ宜しくお願い致します!)
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