アリスは憂鬱な夢を視る　/　半無登録、指名制　/　NBL　/

＞ドードー鳥

ありがとおー、行ってくんねー。(そもそもこうも大胆に好みに寄せた格好にあり付けたのも憧れて憧れてようやっとのことであり、由緒正しい家庭で大切に育てられた分世間知らずは否めない。まさか、こうして自分の衣装選びに付き合ってくれている相手の心中に、考えてみれば男性として至極自然な欲求と理性との鬩ぎ合いが起こっているなどとは思いもしないままひらりと手を振り返して試着室の中へ。「覗かないでよ！」と、お決まりの台詞と明るい笑い声とで扉の向こう側で待ってくれている相手を揶揄いつつ、持ち込んだ衣装へ着替えていく。元の暮らしでは到底許される事の無かった系統の服へ着替える瞬間は、どうしたって込み上げてくる高揚感に思わず胸が高鳴った。あれもこれもと次々に試して決めるつもりでいたのだが、いざ着替えを済ませて姿見に映る自分を頭の先から爪先までじっくり眺めてみると、あっさりと好みにぴたりと当て嵌まる物に出会ってしまったような気がして「超イケてんだけど！ヤバい！」とはしゃぎ始める。元々穿いていたあみタイツと大きめに開いた胸元とが醸し出す色気が強くなり過ぎないようにと、徐にツインテールに結わえた髪を解き、慣れた手付きでしゅるしゅると緩めの三つ編みを拵えてからシルクハットを。「最高っ。」と、姿見の前で一度ポーズを決めてみせてからそっと試着室の扉を開けると「じゃじゃーん、」右手を頭の後ろへ、左手を腰へ、ウインクしながら改めて相手の前でポーズを決めながら「どう？」と感想を求めて)


(/こんばんは！いつも素敵な時間をありがとうございます…！まだ募集受付をされているようでしたので、もしタイミングがまだ合うようでしたらと思い参りました。ひとまずお返事の方をさせて頂きますね。格好の詳細を加えると少々長くなってしまいましたが、文量はどうぞご無理のない範囲でお願いします…！)