赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>サラ
俺は小さい頃の記憶が無いや、気づいたらココでチェシャ猫してんだ。__サボリ癖の有る双子、二人とも面倒くさがりで俺もそうだから家の中は直ぐ荒れるヨ。最大迄汚くなってから纏めて片付けンだ、だから客を招く時は一週間は時間が必要。(ふむふむ、と思い出すように記憶を辿るが浮かびやしない過去をあっけらかんと述べて、"アリスの子供時代ならきっと可愛いネ"と興味本位の台詞を添えて。自らの同居人に対する情報を続けるも、本人が聞いていればブーイングの嵐だろうそれにケラリと笑い声を添えて。自らの指示に合わせて少しずつスピードの上がるカップの動きに口は裂けんばかりに口角が持ち上がり、久しぶりのこのアトラクションに心を震わせると「ひっさしぶりに乗った、ケド、っ。やっぱし乗ったら楽しいネぇ。アリスと一緒だからだ」くすくす、と笑い声を添えながら取っ手に手を置くとグイグイとスピードを速める様に回して)
>マコト
おう、くりんくりんも可愛かったが……、俺は今みてぇな方が好きだな。こっちの方が男らしくてイカしてる(出来上がりに満足が行くとそれを確認した彼の反応に益々己惚れると言うもの。得意げな雰囲気すら纏いながらそっくりになったと言うその言葉を肯定すべく頷きを繰り返し。続く申し出に断ることは無く"へいへい、"と間延びした返事を共にしてからしゃがみ込み、先日同様に乗りやすい環境を作り。軽い彼を肩に乗せればもう既に慣れた様子で立ち上がり「赤の女王に会ったら可愛い顔して俺がアリスだって言い切って来い。俺は入り口んトコで待ってるからちゃちゃっと終わらせて来な。それが終わったら朝飯食って、今日はお前の行きたいところに付き合ってやる」肩に乗せて歩くのを擦れ違うトランプ兵やメイドが微笑ましそうに見るのに気づきつつ、謁見の際に関して軽く触れて、その後の事に興味を持たせるように持ち運び。漸く到着した一つの厳重たる扉の前にて彼を抱え床に卸し「元気な笑顔見せて来い。いいぜ、俺に似た男前だ。___女王陛下に、アリスを一人。」降ろした彼の頬をふにふに、と軽く触れて。それから扉の向こうへ張り上げる様に声を向ければ暫くした後、付き人の手により扉が開かれる。彼の背をとん、と押せば"行って来い"と声を添え)
>オリバー
__、お前、それ、遊園地で絶対すんな。あそこは色狂いしかいねぇんだから襲われっからな(思い掛けない抱き着きと、大好きだと言う言葉。うら若き年頃の女性に抱きしめられ、引いては大好きだと伝えられる。それで悪い気を起こす訳が無いが、淡白ゆえにそれを本気にする訳でも無いのが功を制したか。代わりに浮上する心配を先に伝えると引き離すべくグイグイと押しやって。大きくなって、小さくなる、不思議の国のアリスと言う童話が存在しない認識であるとその質問の意味合いが分からずに疑問符を浮かべ「わかんねぇ、けど、探せばあるんじゃねえの。俺は今まででかくなったことも小さくなったこともねぇけど」片手で自身の無精ひげをざり、となぞり。自らは経験したことが無いが、ハンプティのお菓子屋なら強ち無いとも言い切れない。曖昧な返事の後、「俺は小せえ女よりお前みたいに背が高ぇ女の方が好きだけどな。自分で高い所の物も取れんだろ、あれ取れこれ取れってピーピー煩ぇ女よりよっぽどマシだ」小さくなることに願望を抱いていると知れば勿体ないとでも言う口振りで続け、手首を引きながら強い香りの庭園を抜け、森に足を踏み入れれば「もしも、森に入って迷ったら自分で進もうとすんじゃねーぞ。その時は"グリフォン"って叫べ。そしたらでかい鳥が城まで連れてってくれる。」どうやら好奇心が強そうな彼女なら、森に出向くのもそう遠く無いのかもしれない。そう思えばちらりと横目に彼女を捉えてそれを告げ)
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