赤の女王 2018-06-06 13:39:59 |
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>人魚
ふへえ…ウロコが無くなっちゃった。
(しっとり濡れた質感から指を鳴らしただけで一変したものだから漏れた声がぐにゃぐにゃに曲がり空気と共に消え。ウロコが無い今人魚と呼ぶべきか、そして赤ばかりの世界に白が居たとは。「人魚は白が好きなんだね。今の魔法?魔法使い人魚だ!」悪戯な笑みを見上げ仕掛けるならばスーツに泥を塗る辺りか等と純白こそ汚したくなる意地の悪さは健在だが目の前のトリックに気を取られ好き放題呼んでみたり。手の甲への挨拶とはとんだ王子様が在わすものだ、理屈は分からずとも人魚であって何か凄い存在感であり、変身してしまう真っ白な人であるのは把握。「これくらい簡単さ、それに迷った時にってライオンが付けてくれたぴかぴかがあるんだよ」そう言って示したのはマフラーに装置して貰った例のピン。二本足で歩けるのなら是非試してみたい事、それは駆けっこ競争で。「走れるの?だったらこの湖の周りで競争しようよ。僕が勝ったら泳ぎ方を教えて」もう両足共にステップを踏み始め競争相手の是非を待ち)
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