鉢屋三郎 2018-05-27 14:18:53 |
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《言えなかったこと》 五月十一日
私達の逢引は必ず夜に始まり明け方に終わる。
かろうじて一日の終わりを一緒に迎えられたとしても目が醒めた時には隣の温もりはなく口無しのまま忍務へ向かうのだった。
それが昨晩痺れを切らして漸く文明の利器なる形を使い始めるや否や逢引の約束は諸共なんとお休みからお早うまで一緒に迎えられる事が可能に!有難う先代の人々貴方方の知恵あって今の私達のが此処に集える(合掌)
「お帰り」「お疲れ」「お休み」「お早う」たった一言、それだけでも喉から手が出る程私が欲しかった私の願いが一度に叶った日。
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