助手 2018-05-23 21:25:11 |
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っ、ジョン…!……_____分かった
(自分の欲をさらけ出したのにジョンは僅かに医者としての自分を取り戻したようだ。途端に顔は顰め面になり、まだ熱の冷めきらない目でジョンを文句をいいたげに見ていた。だがチラリと時計をみるとタイムリミットは迫っていて、長い時間をかけて文句を飲み込んだあと一言了承の言葉を口にする。ジョンだって同じ気持ちなのは首に絡まる腕でよく分かっているのだが、表情は相変わらず不満げでベッドの隅に置き去りにされていたキャラクター柄の飴を開封すると口に放り込んだ。ジョンから体を名残惜しげに離しベッドに座る形になると大きく深呼吸をして体の熱を冷ましていく。目を閉じ頭の中で軽い思考実験を行えば意識は欲望の熱からなんとか剥がれていった。ずっとはだけていたシャツのボタンを止め軽くシワを伸ばすとジョンの方へと振り返る)
…明日の朝まで待ってる。早く僕らの家に帰ってきてくれ、ジョン
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