助手 2018-05-23 21:25:11 |
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ジョン…!ジョンっ!ずっと僕の側にいてくれ、ジョン…君がまた窮地に陥ったとしても、必ず僕が助けにいく
(ジョンの言葉でずっと張っていた糸がふわりと緩んだ気がした。自覚は全くしていなかったが、シャーロックだってジョンを失うかもしれない可能性を突きつけられ、緊迫し恐怖しながら走っていた。意識が薄れていたせいかもしれない、顔がくしゃりと緩みまるで子供のような笑顔になる。自分の活躍を褒められた時のような無邪気な反応、その喜びを体いっぱいで表現するようにジョンを強く抱きしめ頬をジョンの額に擦り付けた。背中を撫でるジョンの手が心地いい。もうこんな出来事は二度とごめんだが、ジョンが窮地に立たされた時、ジョンが精神的に弱ってしまった時、ジョンが1人で傷ついている時には必ず側にいると心の中で誓いを立てた)
『シャーロック!ジョン!おい、無事か?!どういう状況なんだ、それ?!』
遅いぞレストレード。僕らを早く病院に…それと、これでエドワード・ピアースを捕まえろ。やつの体にGPS追跡タグをつけた。僕のスマホを使えば奴を追える
(ヤードと救急隊の騒がしい足音はようやく2人のもとにたどり着いた。レストレードがまずは2人の体の心配をするが、次に探偵と助手とがお互いを抱き合っている状況に眉をひそめる。救急隊員が2人を別々の担架に乗せようと準備をするなか、シャーロックはレストレードにスマートフォンを差し出した。水槽前でエドワードに掴みかかった時にこっそり追跡タグを服に取り付けたのだ。エドワードは悠々と逃げたつもりだろうが、捕まるのは時間の問題だろう。ジョンとシャーロックはそれぞれ毛布に巻かれ担架へとのせられる。ジョンと体が離れてしまったことを名残惜しいと思いながら、シャーロックはゆっくりと目を閉じて大人しく救急隊に運ばれていった)
(/お世話になっております!ジョン拐われる事件、とっても楽しくやらせていただきました!途中ジョンが泳げない設定を出していただくことでより状況に緊張感が増して探偵を必死にさせることができました。本当にありがとうございます。先にストーリーの方終わらせる方向に進めてしまったのですが、もしもう少しやりとりしたいことなどありましたら内容変更致しますので遠慮なくおっしゃむて下さい!もしこのままでよろしければ場面転換かなと思うのですが…いかがでしょう?)
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