受付 2018-05-18 19:58:36 |
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>>唯臣。
___許す。
(未だ顔の熱が冷めないのか、彼から隠れるように躰をもじもじと揺らし。怒ってやろうかと思う反面、頭を優しく撫でられてしまっては毒気も抜かれてしまったのか短い言葉をそう返し、“今回だけね。”なんて付け足してみて。)
大丈夫大丈夫、此処の本はみんなの本なんだから、何処にも行かないし無くならないよ。
(彼の柔らかな表情に釣られるようにへらり、と緩く微笑み。彼の不安を少しでも取り除けるようにとそう言葉を掛けて。)
>>ベルメリオ。
窓から? ベルは危ないことをするんだねぇ。今度は窓から挑戦してみよっか。
(彼の言葉にぴたりと脚を止めては、親にイタズラを仕掛ける子どもの様な表情を浮かべて頷いて。今回はここまで来てしまったからと窓からの脱走は諦め、再び歩き出しては大人しく正面入口から外へ出て。ジリジリと肌が焼けるような太陽の日差しが眩しく眼を細めながら“思ってたよりも暑いね、…ベル平気?”と心配そうに問い掛けて。)
>>櫻。
そっか…、奥の方とか見た?古い本とか沢山置いてあるんだ、そっちもオススメだよ。
んん…僕は人間と違うからそんなに赤くはならないと思うけど…、ありがとう、今度から気を付ける。
(彼の話を聞けば確かにそうかと納得でき、小さく頷いて見せ。確かに本棚に並べられた大量の本を直ぐに読み切ってしまうのも流石に無理だろう、それで居ても彼が読み干してしまうくらいには通ってほしいものだと密かに想い。眼を擦る手を彼の柔らかく暖かな手に包まれてしまっては、何処か安心してしまうのか思わずへらり、と笑ってしまい。“やった、僕も退屈してたんだ。”と同意の言葉に心を弾ませ嬉々とした声色で告げて。)
>>怨嗟。
…大丈夫なら善かった。急に近付いて御免、怖かったね。
(彼のか細く告げられた言葉に嘘や偽りは無いと感じたのか安心したように小さく呟いて。それに反して少し怯えるようにも見える彼の様子。慌てたように立ち止まり距離を空けようと後ろへ下がろうとしたところに、ぽつりと呟いた彼の言葉を聴いて。思いもしてなかったその言葉にかあっと顔が紅くなるのは己でも感じる、慌てた様子で顔を俯かせては“なっ、なん、…何、云ってるの!?”と吃りながら返して。)
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