学園長 2018-05-13 18:57:29 |
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>久島 凛
はは、それもそうだな。なら本人からも許可を貰ったし凛って此れからは呼ぼうかな?
(盛大に寄る眉間の皺も、大きく吐き出されたため息も如実に彼の人柄を表している。と言ってもそんな程度で退くほど繊細な心の持ち主でもなく。能無し、と吐き捨てられた一言はまるっと無視し、都合良く前向きに解釈して彼の下の名前を記憶から引っ張り出してきては、ニィと白い歯を見せて、穏やかな声音で相手の下の名前を呼ぶ。矢張りというべきか、一筋縄ではいかぬ相手。退け、と凄まれたところで対して怖くはない。このまま彼を先に行かせ、部活内の空気が微妙になる事は避けたい。なんてそれこそ彼の言うように自己満足でしかないが。ふ、と浮かべていた笑みを削ぎ落とし真顔になっては、真剣な瞳で彼を見つめ)
お前さ、バスケ好きじゃねえの?あんな綺麗にボール投げる奴、あんま居ねえからさ。
(その後は何を言おうとしたのか。勿体無い、と口を滑って出かかった言葉は寸前の所で飲み込み。こんな事を告げては何様だ、と言われかねない。だが純粋に自身にはない彼のバスケの才能は高く評価している。それ故に部活に熱くなれないのかもしれないが。あまり踏み込むべき相手ではないかもしれないが、悲しいかなついつい深く突っついてしまうのは己の性質上仕方ない。先輩に対して舌を出し威嚇する様子がまるで警戒するネコのようで、思わずぐいっと小生意気な口を塞ぐように頬を挟み込もうと手を伸ばして。勿論、彼が手を叩き落とすなり逃げる仕草をすれば大人しく引くつもりであるが)
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