学園長 2018-05-13 18:57:29 |
通報 |
> 久島 凛
(部活で鍛えているからか、ちょっと走ったぐらいでは息も乱れない。涼やかな風を受けながら、一定のリズムで走って。風の中を走るのは気持ちいい、部活に遅れているというのに、たまにはこんな時間も良いものだと不謹慎にも思ってしまう。漸く部活練も目前、ふと進行方向から向かってくる黒髪の生徒に目を留めては、おーい、と気さくな笑みを浮かべながら片手振って声を掛け。大方最近の彼の態度と様子を見ていたら何となく今から何処に行こうとしているのか察する事が出来る。内心苦笑を浮かべるも、きっと頭ごなしに説教した所で聞く耳を持たないだろう。こんな時は何も知らぬ存ぜぬ顔で無理矢理に部活へ誘う方が成功率は高い。彼に近付くまでにそんな事をアレコレと頭の中で考え、次に自分がどう動くか定めて。表情はあくまで気の良い先輩、真っ直ぐな笑みと柔らかな瞳で彼を見詰めては、肩へポンと軽く手を置いて)
久島弟じゃん、どうした?俺と同じくお前も寝過ごした感じ?部活、一緒に行こうぜ。俺、お前のフォーム綺麗で見ていて好きなんだよな。
(なんの邪気もない明るい笑顔で臆面もなくそう告げては、な?と首を傾げ琥珀色の瞳を覗き込み。もちろん強制は出来ないが、こんな時ばかりは笑顔でゴリ押しに限る。ニコッーと笑顔を全面に張り付け、彼の反応を待ち)
(/有難う御座います!此方こそ絡みにくければお伝え下さいませ!相性など大丈夫でしたら、暫しお相手宜しくお願いします!)
トピック検索 |