青春の扉　（　指名制／3L／学園　）

>羽島 結弦

(教室で眠りこけていたらもうこんな時間だ。携帯の電源を入れれば襲いかかってくるブルーライトに思わず目を細め、いくつかの通知のバーを眺めれば、部活仲間の同級生から部活に来いとのメッセージが数件、所謂〝 遊び仲間 〟から数件、喧嘩の誘いのメッセージが入っていた。遊び仲間からのメッセージに了承を伝える短い返事を残し、部活仲間からのメッセージは未読スルーで電源を切る。やっぱり己には部活より喧嘩が合っていると気付いたのはつい最近のことで、そうだと分かってからは部活をサボることも以前より増えた。ボールをゴールに入れる遊びより人を傷つける方が楽しいと感じてしまうのは何とも悲しいことなのだろうか。己はそう思わないけれど。)
…っし、
(気合いを入れるための声と共に席を立ち、もう人もいない教室から出れば昇降口に向かう。部活棟を経由した方が早く着くと教えてくれたのはどの先輩だったっけ。とりあえず早く仲間の元へ向かってやらないとなんて考えながらほとんど何も入っておらず薄い鞄を背中に背負い、ふあとあくびをひとつすれば、前方からこちらに向かってくる人影に目を細めつつも足を進めて。)


(/ 了解致しました。では凛でお相手をさせて頂こうかと思います…！
ロルテに繋げる形で書かせて頂きましたが、絡みにくいとのことでしたら書き直しますのでお気軽にお伝えください！)