>鳴さん フラン「あぁ、起きているよ。遠慮せず入ってくると良い」 (1人で静かに夜風に当たっていると、唐突にドアをノックする音が聞こえ、続いて灰谷の声が聞こえてくる。真剣なトーンで話しかけてくる様子を見るに、なにやら大事な用があるらしい。キィ、とドアを開け手招きすると、灰谷が座れるよう近くにあった椅子を目の前に置き)