情報屋 2018-05-03 21:48:36 |
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>>41
(エドワード)
おやおや、珈琲でいいのかな
その様子から見るに部下に連日の徹夜で追い出されたと見た
カフェインがないものをもらった方が良いんじゃないか?蜂蜜たっぷりのミルクとかね
(いつものようにカウンター席で慣れ親しんだ珈琲を飲んでいればガチャリという音と共に木製のドアがゆっくりと開く。エメラルドグリーンの瞳だけちらり、と動かしてそちらの方に視線をやれば常連の警察官が。自分がばら撒いている事件をいつも懸命に追い踠いている彼を喫茶店で眺めるのはなかなか楽しいものであった。いつも以上に疲れが見える彼、目の下にクマ、気怠げな身体、足取り遅い靴音、普段はまるで神かのように街の平和を願っているあたり休日で喫茶店に来たわけではないようで大方予想がつく。カウンター席に座り、珈琲を注文する様を見ればミルクの方が良いのではないかと助言して)
>>42
カティちゃん
お仕事お疲れ様、カティちゃん。
随分重たそうな荷物だねえ、買い出しなら手伝ったのに。さあ、どうぞ。
随分疲れてるみたいだけど良かったらこれ。
今、我が社で注力している菓子部門のチョコレートだ。カカオが豊富な隣国から取り寄せて見たんだが、感想もぜひ欲しいな。
(いつもの足取りで喫茶店に向かえば、殆どの日をお世話になっているオーナーの姿が見えた。小さな身体ながら毎日頑張っているようで、本日も買い出しの荷物を持って喫茶前に立っていた。側に行き、ガチャリとドアを開けてやり中に入るよう促せば荷物持ちならいつでもするのに、と笑顔で伝えて。
自分がよく座る席には付かず、相手の荷物をひょいと取れば彼女がいつも買い出しした荷物を置くキッチンの方へと置いて。なかなか疲れているような彼女に革製のバックから水色の紙で装飾された板チョコレートを取り出して差し出して。自分は表向きは最大の貿易商の息子、現在菓子部門を牛耳っており、その時に目をつけたもののようだ。裏の顔である犯罪相談役の片鱗を全く見せずに笑顔を見せて)
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