トピ主 2018-04-28 18:41:19 |
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>ゆづき
ようこそ、軽音部へ!
…小林さん、だったよね。その…そんなに固くならなくても大丈夫だから。
……あ、ごめん、自己紹介がまだだった。
…コホン。私、中野 梓。小林さん確か同じ2年生だったよね。これからよろしくね♪
私のパートはギター。そこにいる唯先輩もギターだけど、私はリズムギターで、唯先輩はリードギターだよ。
(部室のドアが開き、ショートカットの少女が現れる。今日から放課後ティータイムの仲間になる、新入部員だ。明らかに緊張している様子に、歩み寄り大丈夫だからと声を掛ける。自分より少し身長が高い彼女を、安心させるように笑顔で見遣ると、自分がまだ名乗っていないことを思い出す。バツが悪そうにおずおずとそれを口にすれば、ひとつ咳ばらいをし、隣にいる唯をチラリと一瞥しながら、ようやく自分の名前と学年、担当パートを告げて)
>唯先輩
もう!唯先輩、いきなりお茶を勧めないでください!
小林さんまで唯先輩みたいになったら、どうするんですか!?
大体ですね、新入部員を迎えるなら、まず演奏を見せるべきなのではないですか?
(まずはお茶をしよう。新入部員を前にしても全く自分のペースを崩さない唯。少し驚きの表情を見せるゆづきをしり目に、唯をジト目で咎めるように呟く。ため息をつきながら真面目な性格からか正論を展開して。唯のたまに見せるセンスの塊のような演奏を、ゆづきにも知ってもらいたい、というのが本音だが、恥ずかしいのでぐっと言葉を飲み込んだ。結局、口をついたのは、いつもの手厳しい発言で)
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