半堕刀剣 2018-04-15 23:28:01 |
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!くにひ…っ、くそっ( 押し入れの中でも彼の苦し気な声を耳にしては其方へ振り返りギリッ、と歯を軋ませ。自身の所為で、これ以上彼を傷つける姿は見たくない )――…離せ。そいつに手を出すな。( 勢いよく襖を蹴り飛ばし、柄に手を置いては布は自身の顔半分を隠しちらり除くはこれでもかと審神者を睨み付け心なしか声が低く )
…ほう…?俺が容易い、と?( にっこり / 目が笑ってない← )
…あいつとは格が違う。あんたは…優しい。意地悪で頑固だが、…どう言葉にすればいいか俺はよくわからない。だが…これだけは言える。そんなあんたが好きだ。( 彼の背にそろり近づき頭を乗せ )
っ、…も、もう…今日は…これで…や、やめな、いか…?( びくっ。視線を逸らしつつ恐る恐るといったようにやめさせようと )
( 先程よりも遥かに緊張したこの空間に慣れずかと言ってどう話を切り出すべきなのかわからず俯き加減のまま沈黙が流れ。どうしよう。どうしようと。内心オロオロと動揺を隠しきれずに皴ができるほど拳を握り締めていると、不意に聞こえた微かな声に瞬きを繰り返し、彼の方へ顔を上げて向いて見やり。—―今、何と言った。俺の事…が?何度も何度も彼の言葉を復唱していくとやっとその意味が理解でき不可抗力で頭上に桜の花弁が舞い )…っへ?あ…っ、ぅ。( 魚の様に口をぱくぱくさせ言葉にならないことを発し始め )
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