半堕刀剣 2018-04-15 23:28:01 |
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ふ、それは楽しみだな。だが俺は貪欲だから、満たすには骨が折れるぞ。( その手を固く握り返し )
え…あ、…その…。切国のことで、少し。( 審神者の前に正座し、隣の相手へ目配せ )あの…っ、その、俺っ…切国と……かに…、…た…。( 徐々に俯きごにょごにょ )
おい、あんたこそ何を慌てている。そんなにしたら肌が荒れるぞ。( デリカシーの欠片も無い一言 )
――…言うじゃないか。キスの仕方も知らなかったあんたが。( 自らの唇を艶っぽく指でなぞって見せ )
いっ…やめ、…やめろ…ッ、一体何なん――…、…は?( 完全に寝惚けていたところに軽く頬を張られ、寝起き故少し苛立たしげにしっしっとその手を振り払えば次いで告げられた現実味を伴わない言葉に思わず真顔で聞き返し。時間差で居眠りする前の記憶を徐々に取り戻していく中、手合わせをしていたはずの相手刀は居らず何故そこで短刀が登場するのか、彼の話に疑問を持ち始め。聞けば聞くほどに頭の中は焦りと羞恥で混乱し )…俺が寝惚けてあんたに抱き着いた?そんなの嘘だ。昨日の酒はもう抜けている筈だ。…大倶利伽羅はどうした?
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