*序曲 パレスチナは今、ローマ帝国総督ピラト、ユダヤの王ヘロデ、そしてユダヤ教大祭司カヤパの三すくみの支配の下で、圧政と退廃に苦しんでいる。救いを求めるユダヤの民の前に一人の青年が現れ、新しい教えを説く。人々は彼の言葉に耳を傾け、彼こそ「神の子」と讃える。青年イエスはいよいよ大都会エルサレムの都に入ることを決意する。