案内人 2018-04-10 23:55:42 |
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( 庭から先に続く道はどこにもない、ただ木の家からみて南に迷いの森、北には立派な一本杉その奥にほんのりと灯がついていて、東は小高い丘があって僅かに湖のようなものが見え、西はだいぶ離れた森からちょこんと白い建物の一角が覗いている。猫の話によれば白ウサギの行方は真っ直ぐしかしそれより先に道はない。庭から一歩でも踏み出せばその手掛かりはここで途切れてしまうわけだが…。)
キミは、どちら様だったかな。名前はーー
( 背中越しに声を掛ける焦げたアップルパイに包丁を持って。少しの時間で記憶はなくなりテーブルへと視線を流す帽子屋。リストを探しているようだ、そして手に取り名前を探す一連の仕草をするがもちろん其処にそれは存在していないわけだが。彼には視えるのか若くはなにかを理解したのか、表情のない帽子屋からは何も分からないが背中越しに近づいて来ている気配がする。アリスの影に伸びる影、そこで三日月ウサギがテーブルに飛び跳ねてこう口を開く" 泥棒アリスをつかまえろ、腕ごとスパッと切っちまえ!! " しかし帽子屋は拍子抜けするほど普段の声で制止して、皿を持ったままアップルパイを切ってみせお茶会へと誘う。)
なにを言ってるんだね、相変わらずの気狂いめ。さあ、手グセの悪い泥棒アリスお茶会を再開しよう。
▼白ウサギを尋ねる
▼お茶会を再開する
▼包丁を奪う
▼リストを返す
▼北に逃げる
▼南に逃げる
▼東に逃げる
▼西に逃げる
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