案内人 2018-04-10 23:55:42 |
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なるほどなるほどもうそんな時期か。私の時間は止められていてね、つまりまあそうゆう事だ。ここに座りなさい、ようこそアリス。やあやあ長らくお待たせして悪かったね、では改めて始めよう。ーーだれかの誕生日に乾杯!
( テーブル端に置かれていたリストを開く指先で辿り" アリス" と書かれたところで何やら納得を。それには名を消すようにバツ印がついていて横には"首"のひと文字が。色々名前らしきものがあるがほとんどバツ印がついており、更に首、消、足、死、など不可解な文字が横に並んでいる。大分下の方に"羽鳥 翔"の名が確かに存在していたが、その名を羽ペンでぐるぐる潰しその名の横にアリスと書く。帽子屋の止められたとゆう会話またそのリストの謎、解こうにも本名を潰された瞬間その不可解なことが全てどうでも良くなってしまうようだ。つぎに帽子屋がアリスと呼べば自然に受け入れる。真実の名はもうここに存在しないのだから。席は帽子屋の斜め横、たっぷり味を染み込ませたネズミの紅茶を今度はちゃんとカップに注ぐ溢れていようが関係ない。そして最後にティーポットのフタを開けてネズミをカップに落とすがそれでもネズミは寝ているようだ。それをアリスに差し出すとティーポットを掲げて乾杯を。)
ふむ、流石は一流。三本足の作るケーキは絶品だ、いや三本腕だったか。まあとにかく最高に素晴らしい。
( テーブルにはおもてなしの品が所狭しと並んでるが、三日月ウサギや眠りネズミのせいでひっくり返ったり踏んづけられ足跡がついたり地面に落とされたりとめちゃくちゃで。しかし気にする様子なく崩れたケーキを一口食べて大袈裟に絶賛を。さらにアリスに差し出したはずのティーカップ、ネズミを摘みケーキに放り投げるとそのまま飲んでひと息ついて。)
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