>橘 藍季 廊下 どっか行くんすかー、自分も着いていくッス〜。 (彼も狼、存外気ままなもので。ふらりと歩き出す後ろをちょこちょこと着いて行く。身長が大分違うため歩幅を考えながら、ゆっくりと。 にこにこ笑いながら歩く智野のストラップが上機嫌に踊る。彼にとって誰かと一緒に過ごすという行為は嬉しいものであり、その気持ちを共有しようとまでは思っていないが自然と嬉しさが全身から滲み出てしまっていて。)