萩野 博臣 2018-03-30 22:53:40 |
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……へっ?え、マジで?萩野サン、マジで言ってる?そんぐらいやるけどさ、…マジで?
(条件が破格すぎだと喜びながらも驚いて、驚き過ぎて転びかけながら萩野について行く。頭の中身がぐるぐる回っていた。
どんだけ追い詰められてんだこの人、ってのが一つと、自分のこと言わねーのズルかな、ってのがもう一つ。それから、頭の端で邪魔なのが、いわゆる邪念。下心。本当に微かで些細なものでも、ゼロだとは言えなくて。
…判りやすく混乱しているのが顔に出ていることだろう。それでも「俺この弁当食いてえ。」だとか色々何でもない話をしながら誤魔化し、最寄り駅までは辿り着いた、後。)
…やっぱ、なー、うん。
(駅を出る頃、意を決した様子で頷いて)
なあ、萩野サン、一個聞いてくんね?
(足を止め、これまでで一番真面目な顔で声をかけた。不安のいろも、きっと隠せていないのだろう、けれど。)
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