萩野 博臣 2018-03-30 22:53:40 |
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あーあー、そうさそうさ。どうせ俺は三十路の口悪いおっさんだよばぁかばーか。(ひらひら、と手を振り身体は大きいくせに子犬のようにぎゃんぎゃん騒ぐ相手を軽くあしらい。怒ってるようで表情は笑顔なコイツは本当におつむが弱いのでは、と能天気な貴方を見上げ目を細めて)
っ、、ああ、そうだ。少し、酔っちまってな。ごめん、、あまり、気にすんなよ。、(ねっとりと自分の身体を撫でる手のひらの感触、耳許で鼻息の荒い生暖かい吐息がかかる。気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い。でも今顔に出したら、俺なんかに話しかける馬鹿に悟られる。それは嫌だ。どことなく心配そうな顔をする貴方を見上げ、大丈夫だとぎこちなく笑みを作っては少しだけ自分の身体を寄せて。『たすけてくれ』と、内心では必死に彼へと祈っていた。)
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