(急いできた様子なのに寝坊していないと言われては、「そうか」とだけ返して。不意に腹の音が鳴ったのが聞こえてはまるで何事も無かったかのように先に歩き出した背中を見ては自身も歩き出して。しばらく歩き続け学校へと辿り着き教室に入ればまだ時間はある為、かばんの中からパンを取り出しそれを彼に投げ渡すと「それでも食えばいい」と言って)