106号室（A3！/非募集）

はは、俺と同室だったのが運の尽きだと思って、諦めてくれ。( ← ) 悪い悪い。でも俺は茅ヶ崎のゲーム時間を制限した覚えはないし、お前の理論でいくと充分に甘やかしてることになるはずだけど？( 掻き回す手を止めると相手の瞳を覗き込んで )

えー、簡単に諦めたくない。俺だけこっそり逃げるんで、被害に遭うのは先輩だけでお願いします。（ ← ）…いい性格してますね、ゲームで甘やかされてるとか言わなきゃ良かったかも。（ ぱちっと目が合うと軽く相手の額に頭突きして ）…痛い。（ ← ）

俺を犠牲にしてこっそり、ね。無事に五体満足で逃げられるといいな、茅ヶ崎。( ← ) どうも、それは褒め言葉として受け取っておくよ。――！？ この寮で裏の顔を知ってから思うようになったけど、お前って結構子供っぽいよな。( 額を軽く擦りつつ、少し眉を寄せて )

え、怖っ。…どのみち助からない予感しかしない、（ 冷や汗たらり ）どうぞ、好きな様に受け取って下さい。はは、生憎いい大人なんてなれないんで。先輩って、いつも余裕そうな爽やかな感じだから、そういう顔見たかったんですよね。（ 悪戯気に笑い ）

――なーんて、冗談。俺は命を狙われてないし、お前も死なないで済む。良かったな。( 肩ぽん← ) 外ではいつもエリート王子様な茅ヶ崎さん、が言うセリフじゃないな。会社の人たちが今のお前を見たらどう思うやら。( はあと小さく息を吐き、相手の額にデコピンぺしり )

先輩が言うと冗談に聞こえません、妙にリアル感があるというかなんというか…。（ ボソッ ）さぁ？失望するとかイメージと違うとか言われそうですね。まぁ、あっちが勝手に俺のイメージ理想で作ってるだけだからどうでもいいですけど。（ にっこりと笑い、デコピンされると額摩り ）

そう？もしかすると、実際に昔は常に命を狙われるような立場に居たからかな。( にこ ) 言ってやるなよ、会社内では「憧れの茅ヶ崎さん」なんだから。それに、人当たり良くしておいた方が何かと得だと思ってるからこそ、表裏を使い分けてるんだろ？( 少し乱れた相手の髪を直しておき )

…本当だとしたらやばい。一体何者なんですか？（ じと目を向けて ）そうですけど…、…人当たり良くても損する事ありますよ。面倒な仕事増やされた時とか「大丈夫です、この仕事片付けておきますから。（ にこ ）」みたいなのを演じなきゃいけないし。まじで会社滅びろって思いますね。（ ← ）（ 舌打ち混じりにぶつくさ文句述べ ）

それは秘密。と言いたいところだけど、単なる一会社員だよ。茅ヶ崎の中二な期待に沿えなくて悪いね。( 人差し指を自分の唇に当てつつ ) 随分とストレスを溜め込んでるみたいだな。まあ、同じ会社で働いている身として、俺もその気持ちは分からなくもないけど。今度飲みにでも行くか？( ふっと可笑しげに笑い )

残念です、悪の組織に狙われてる身じゃないんですね。（ 肩落とし ）仕事行く度にストレス抱えてますよ。飲みに連れて行ってくれるんですか？やった、先輩の奢りなら行きます。（ 勝手に言うとにっと口角上げ ）

悪の組織に狙われるというよりは、俺が悪の組織側だったかな。( ふふ ) 俺から誘っておいて後輩に奢らせたりするわけないだろ？……でも、てっきり茅ヶ崎なら飲むよりゲームの方を優先して断るのかと思ったよ。意外に付き合い良いんだな。( 直し終わった頭をぽんぽん )

…やっぱ謎だわ、怖すぎる。（ 顔青ざめ ）さすが先輩、分かってますね。…まぁ、会社の先輩っていうのだけじゃなくなったんで。同じ春組だし同室だし、飲みくらいは付き合ってもいいかなって思っただけですよ。飲みながらでもゲームは出来ますし。（ スマホを片手に持ち、ふふんとした態度でいて ）

はは、ちょっとした冗談だからそう本気に捉えるなって。( ← ) もちろん。まあ、もしも茅ヶ崎がどうしても奢らせてほしいって言うのなら話は別だけど。……へえ。じゃあ今度いい店でも探しておくよ。お前に何も希望がなければ俺好みの店を選ぶ事になると思うけど、何か希望は？( ソファの背凭れに腕を乗せて )

心臓に悪い冗談は程々にしてくれません？（ 溜息吐き ）いえいえ、俺は課金にしか貢がないって決めてるんで奢ってくれるなら喜んでお言葉に甘えます。いい店…先輩って色々知ってそうですよね、やたら高級な店とか。希望は特にないんで先輩にお任せします。（ 見上げながら微笑み浮かべ ）

悪い悪い。早死にさせないように善処する。( 自分の心臓付近をとんとん ) だろうな、きっとそう言うと思ってた。色々かは分からないけど、お前が言うところのやたら高級な店から隠れ家的な店までそれなりには知ってるかもね。お互いの仕事が早めに切り上げられた日にでも、改めて誘わせてもらうよ。( くす )

そうして下さい、長生きしてたい派なんで。（ ← ）分かってるなら聞かなくても良かったんじゃないですか？ふーん…俺はあんまり店に詳しくないんで参考になります。はい、楽しみにしておきますね。…そういえば、先輩は酒強いんですか？てか、強そう。（ じっと見つめ ）

へえ、何歳くらいまで生きていたいとか願望あるのか？( じ ) 念の為だよ、俺の予想を裏切って奢ると言ってくれる可能性もゼロとは言い切れないだろ。……うん？強い方ではあるんじゃないかな、他人より先に潰れた試しがないし。そういう茅ヶ崎は？それなりに飲める方？( ゆるりと首を傾げて )

百歳、よぼよぼな可能性大ですけど。（ くす ）ゼロに近いですよ、罰ゲームか何か無い限りは奢りませんから。あ、年下の奴にはちゃんと奢りますけどね。顔色変えずにずっと飲んでられそうですよね、先輩は。…俺も強い方です、会社の飲み会に付き合わされて何度も行ってるし。自然と鍛えられたって感じで。（ 口許に笑みを浮かべ ）

流石にその歳までゲームを続けるのは厳しいと思うけどね。( ← ) 面白いほど頑なだな。俺は別にそれでも構わないけど、俺以外の上司には偶に奢る気くらい見せておけよ？それは良かった、お互いに酒が強いのなら楽しい飲み会になりそうだ。飲み会といえば……お前は寮だとゲームか稽古かの二択って風に見えるけど、この劇団の人たちと飲みに行ったりはしないのか？

＊＊ちゃっててゲームどころじゃないかも。…出来る事なら、最期はゲームをして安眠したいですけど。（ ← ）えー…上手くかわしときます。いっぱい奢られる程飲み会行ってないし、奢りたくない。…んー、紬と丞とは行った事ありますよ。ただ、あの二人酔うとずーっと演劇の話しかしないから途中で話置いていかれるんですよね…。同世代だし、飲みやすいのはあるんですけど。（ 思い出しては溜息吐き ）