ハザマ 2018-03-27 00:05:22 |
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>テルミさん
―…!…あれは、(世界が変わろうともレリウスの元で馬車馬の如く暗躍しているのか相変わらず飛び回っており、ただそこへ急にこの世へと出現した僅かなる憎悪の念を感じ取るなり移動中の跳躍を止め。身を屈めて靴底を擦って止まると砂埃が一瞬小さく立ち、帽子を片手で押さえつつ彼の独言を拾ったのか拾わずか、その場を歩みだそうとする姿を視認し。嘗ての蛇の器は前主の前へと姿を現すべきであろうか、いや、既に此方の気配には彼の事であるから気付いているだろうと。下手に身を隠そうとはせずに高い位置から軽い音を立てて彼の後方へと降り立ち)
お久し振りです、テルミさん…。こんな辺鄙な所でお会いするとは…、やはり腐れ縁、というやつなんですかね…。(己と同じ背格好のフードコートを纏った彼を視界に映しながら此方はいつもの貼り付けたような笑みは外れており。実質器としての役割は解雇になったが、その元気そうである姿を目の前にすると会えて少し嬉しいような懐かしいような。懐古的な感情がどうにも勝るようで小さく笑み掛け、相手へと声を掛ける口調にも嫌みや険はすっかり抜け落ちており)
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