⁂　銀魂　⁂　　

──…あァ？ヤクルコが無ェ、だと？
（ つい先日まではこんなに暑くなかった筈。気付けば少し汗ばむ季節、春になった事を晴れた空を飛んでいる鳥達の囀りを耳にしながら船の上で感じていると、船があと少しで到着するのは江戸。今回何故江戸に船を向けたかというと、目的は一つ。そう、己の好物であるヤクルコを調達する為だ。船員達が背中の向こうで何かを言っているがそんなのはお構い無し。足早に歩を進め高鳴る胸を抑えながらお店へと入店し、迷う事無くレジに立っている店員にヤクルコの纏め買いをしたい、と告げたのだが帰ってきた言葉は思いも寄らなかった" すみません、ヤクルコは現在売り切れていて無いんです "ショックのあまり、その言葉が頭の中で何度もリピート再生され。あんなに晴れやかだった気持ちも今では気が沈み。目の前が真っ暗になり、この世の終わりかの様に呆然と立ち尽くして ）



（ / 初めまして！久しぶりの高杉様に少々、手が震えておりますが何とか気をしっかり持って成りきらせて頂きたく参りました！皆様と絡めるのがとても楽しみで仕方無いのですが、先ずは主様の許可を頂けなければ…！という事で御検討の程、宜しくお願い致します。ロル数が不安ですが… ）