隠れ吸血鬼 2018-03-16 19:58:38 |
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……そ、上手。くく……なぁに名前呼びくらいで赤くなってんの。
( ぎこちなくもちゃんと名前を呼んでくれたことが嬉しくて、思わず表情が緩く綻ぶ。まるで初めての恋人が出来たティーンエイジャーのように照れる矢附の姿が可愛くて、思わず茶化してしまって )
紅茶なんて、誰が淹れようが一緒だと思ってたさ。矢附の淹れたのを飲むまではな、
( てきぱきと作業を進める姿を愛おしそうに眺めながら、まるで口説き文句のような台詞をなんの恥ずかしげもなく紡ぎながら、ソファから立ち上がって矢附へと歩み寄って )
ん……甘いのがいい。矢附、お前いい奥さんになれるよ
( 甘さの好みまで気を遣って聞いてくれる矢附に愛しさが溢れる。片時でも離れるのが嫌だと言わんばかりに、背後からぎゅっと抱き着きながら耳元で囁いて )
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