ポエム好きの人 2018-03-09 21:02:53 |
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きっとあなたが気に入るであろうチョコレートを箱に詰め、童話をモチーフにしたピンクの便箋にあなたへの想いを綴り、これらを受け取ったあなたはどんな表情を見せるのだろう――。
あなたに会えると信じて、心踊らせていたあの日。
けれど、結局あなたの目に私が映る事は無かった。
あれから一ヶ月が経って、あなたに用意したミルクティーチョコレートを自分で処理する。
袋を開けた瞬間、空しさを含んだウバの香りが広がり、私の視界を滲ませた。
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