通りすがりの毛玉 2018-03-03 17:32:25 |
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(好きなだけいればいい、そう言うならいてやろうじゃないかとグルグル喉を鳴らしひとつ返事しては目を瞑り。固くあまりいいの匂いもしない座椅子だがほんのり暖かくて、カリカリと男が紙にペンを滑らす音が心地いい。そう思うとこの空間も悪くないものだなと、微睡む思考の中でそう思っては。『この男とは、いつまで共にいられるのだろうか』と、ほんの少しの不安が頭を過ぎりそして淡く消えていき。ぷつり、と視界がシャットダウンし微睡みへとそのまま身を任せて)
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