通りすがりの毛玉 2018-03-03 17:32:25 |
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なんだい、随分とそこが気に入ったみたいだね?…気の済むまで居ればいいさ。
(不服そうにまた膝へと舞い戻ってくる相手にくすりと笑を零してさして邪魔にはならないし、何より暖かい。微睡んでしまいそうになる自分の頬をぱしりとひと叩きしてはここが自分の場所だとでも言いたげなその前足に視線を落とし「愛らしいところもあるんじゃないか。」と呟き。ふとペンを置き、こいつを題材に物語でも書いてみようかと思い立ち新しい原稿用紙を引っ張り出してきて『猫といふ物は、』と書き始めたはいいものの続きが思いつかずにうーん、と唸り)
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