く に ひ ろ 。 2018-02-23 00:00:43 |
通報 |
……何でも無い。聞かなかったことにしてくれ。( 布を目深に被って顔を背け )
――…ある、じ…。( 見られているとも知らず微睡みはより深くへと意識を落とし、ぽつりと寝言を零しつつ相手へ寄りかかる形で肩に頭を預け )
はぁっ、は……、ああ、そうだな。今日はここらで終いにしよう。兄弟、手合わせ感謝する。( 制止により渋々納刀。受け取ったタオルで滝の様に流れ出る汗を拭い、息を整えながら二振りの兄弟刀へ礼を述べると、悔しさを噛み締めながらふらふらと危うい足取りで道場を後にし )主、行くぞ。
太陽なんて…そんな、写しの俺には烏滸がましい。俺は写しで、兄弟のような明るさも無いし、寧ろ周りの仲間達やあんたに支えられてばかりだ。俺が太陽なら、きっと月の影に隠れたままで地上に光を齎すことは無いだろうな…。( ずうううん、自分で言って傷付いた模様 )…修行に行って折れた刀は居ないから安心しろ。あと、布を勝手に洗ったりしたら怒るからな。( びし )
それがあんたの仕事なんだから仕方ないだろ。それに、あまり細過ぎるのも心配になる。俺はそのままのあんたが良い。悩みの種を増やさないでくれ。( 背後からぎゅ )
トピック検索 |