【3L】 怪誕不経のジギタリス 【秘匿形式】

>140 鈴鳴 蛍

冗談。暗がりでボコるってそれ、人数が多い方に分があるでしょ？
(相手の物騒な発言を聞き拾っては、苦笑して上記を述べ。続いて、話が一段落ついた後の相手の要望には「ああ、そういえば、さっきそんな賭けをしたっけ？いいよ。あのファミレスは入ったことがないから、何があるか知らないけれど、僕は甘いものがあると嬉しいな」と笑顔で快諾したうえで、歩き出し。何事もなく当初の予定通り、近くのレストランに入れば、やはりファミリー向けということがあってなのか、フライドポテトやデザートの類も揃っており。間食のつもりなので、重たいものは控えて、相手の分のポテトと自分の為にはパフェを注文し、適当に合間で雑談しつつ時間を潰し。料理が来て、一通り食べ終わる頃には日も傾き、店員に皿を下げて貰うと少し畏まった様子となって、最後だけはほんの僅かに笑い)

今日はありがとう、蛍。楽しかった。蛍とは長く楽しくやれると嬉しい。




(内心では、普段からのざっくばらんで、言ってしまえば洗練されていない言動、そして今日見せてくれたモデルガンの扱いや勇猛さから、相手の正体をじっくり考え直していて。まぁ、詳細な分析は帰宅後に譲るにしても、今日楽しかったという言葉にも嘘はなく、久々のオフの時間を使った価値もあったというものだろう……。とりとめもなく考えてしまうが、恐れを知らないのは現人神だからだろうか、それとも人造人間ゆえに怪我が怖くなかったのだろうか……もしも、正体がギャングのボスで、あのような場に慣れていたということであれば、庇ってくれたことにも他の意味があったのだろうか。……ゲームセンターでの勝ちは譲ったけれど、学校から提示されているゲームの方では、自分は誰にだって易々と負けてあげるつもりはなく。だけれど、今日庇ってくれたことが、もし純粋な善意だったのであれば……もう少し、こんな日常を楽しでみるのも悪くないのかもと、溶けかけた氷のみが残るガラスのコップを眺めながら、柄でもないことを考えてしまい)


(/今日は遅くまで、しかもかなりハイピッチでお相手をして頂け、本当に本当に有難うございます。迷ったのですが、こちらからは上記で締めとさせて頂きます…！)