名無しさん 2018-02-11 04:00:20 |
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ここま、で…や、なんて……笑え、へんなぁ
(宿敵との戦いで傷を負った己を庇おうとした数多くの部下を失い己も深傷を負い最後の力でのそり、のそりと重たい彷徨う様に歩くような足取り。降ってきた雨は傷口に染み込み痛みを倍増させ、頬を濡らす雫は雨か涙か。そこで聞き慣れた己を呼ぶ声が聞こえ、破れた服を抑えながら体の彼方此方らから血が流れたままの傷を晒して貴方の前に)
うる、さい…うち、は、此処や…そない、叫ばん、でも、聞こえる…
(口では何処か強がっている様にも聞こえるが内心貴方が来たことに安心し、泣きそうになりながらも縺れる足を必死に動かし、力尽きる様に貴方に倒れ掛かり)
(いえ!問題ありません!謝らないで下さい。出だし、有難うございます。)
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