館長 2018-02-10 17:17:06 |
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>アヴェル
(殆ど視力をもたないレベルまで退化した目では、僅かな光程度しか見る事が出来ない。故に耳で聴くもの肌で感じるものとが周囲の状況を敏感に感知しているらしい。水面近くまで上昇した所で、水温の変化を肌に感じつつ顔を上げれば微かな光が揺れているのが見え。直後、やや離れた場所から投げ掛けられた合図の声に、水中で身体をやや後傾させるのが餌を待つ姿勢。どぼん、と音を立てて水中へ沈み込んで来る餌の位置を落下によって生まれた水流を頼りに捕捉した瞬間、ぐわりと大きく開口し。口は顔の半分どころか元の顔の大きさを超える勢いで広く大きく開き、ぽっかりと空いた穴のようなその大口の中へ餌を飲み込み。人体の構造上到底有り得ない状態へ開いていた口を閉じれば、丸呑みにした餌がゆっくりと体内へ滑り込み、栄養の吸収が始まった事を知らせるように膨らんだ腹部が蠢き始め。一度食物を口にするとお代わりが欲しくなるというもの、運悪く側を通りがかった小型の種を掴んで引き寄せれば赤子程度の大きさのそれを、再び開いた口の中へゆっくりと飲み込み始め)
>レギュラス
お前も知らぬ内に流れ着いたのか…(どうも彼の言葉や声の調子から察するに、目指して此処へ来た訳では無さそうだと感じ取ることが出来たらしい。はて困った、と言わんばかりに沈黙したが一先ずは攻撃の意思は無さそうだと安堵して。捕食対象となり得るかどうかを判断するには、先ず彼の身体の大きさを知らなければと根付いた慎重さから判断すれば一定の距離を保ちながらもゆっくりと接近を試みて「しかしその様子では、あまり危険な種は近くにいないようだな…」と呟いて)
先程は挨拶が抜けてしまっていたようだ…無礼を許して欲しい…生憎、お前の美しさを確かめる事は俺の目では叶わないが…穏やかな気性は有難い。宜しく頼む。
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