⦿ 2018-02-04 01:00:11 |
通報 |
ヘンリー•ベディングフィールド、患者様ではないしヘンリーと。それで、モンロー中尉の容態だけれど...あまり芳しくはないでしょうね。意識もなかったし、バイタルも安定しなかった。出血量も200は有った。それに背部の広範囲に熱傷。...おそらく誰かを爆風から庇ったんでしょうね。
( 患者の名前はファーストネームでは決して呼ばない。それは彼女なりに、私生活と仕事とを分けるには必要なものであり、ジンクスのようなものでも有った。それを破ったのはたった一度、その結果彼を亡くした。決してそのせいではないが、彼女の中では忘れられない出来事で有った。それからというものの、どんなに迫られても患者をファーストネームで呼ぶ事はなかったが、今目の前にいる男性は患者ではない。そう言い聞かせゆっくりと名を口にするも、フルネーム。唇を噛みしめファーストネームを口にして、視線をあげるも車を回しに行ったのはブロンド頭の大男は目の前にはおらず、代わりに少し曇って暗くなって来た景色が映るだけ。
何を、ファーストを呼ぶくらいでまごつくのか、と自分に内心毒づきながらも回って来たクラシックカーに視線をやる。わざわざ助手席側を開けに来た彼に、顔に似合わず紳士的なのだと失礼な思いを滲ませるも、笑みだけは抑えられず、クスリと笑み感謝を。
車に乗り込むと、本当に病院へ向かうのかという不安を搔き消しながら、相手を真剣な目で見やり。先程知り合いだと相手の口から出た中尉について、出来るだけ詳しく、到着時の状況を思い浮かべながら説明して。時たま目を伏せて唇を目立たないように少しばかり、キュッと噛み締めて切なさを滲ませ )
貴方が本当に中尉の部下であるなら、それは幸運よ。彼はとても立派な方だもの。
....こんな戦争、早く終わるべきなのよ。でなきゃ、多くの優秀な人達を喪う事になる。でなきゃ...彼らは浮かばれないわ。
( / 此方も私生活がバタバタとしておりますし、今後もまだまだこのような状況が続くと思います。年度の変わり目ですから、なかなか忙しい時期かと思われます。あまり無理をなさらないように。
此方は待つ分には構いませんので、これからも是非末永くよろしくお願いします! )
トピック検索 |