___嗚呼、僕は間違ってなどい無かった。貴方と居られたのだから。
けれど何時か来る別れが、こんなにも…こんなにも悲しいとは思いもしなかった。
少し手を伸ばすだけで感じられた貴方の体温はもう、何処にも居ない。
___せめて最後は笑おうか。きっと貴方は言うのだろう?"泣くなんてお前らしくない"って。
さようならさえ言うのが怖くて、その言葉を告げてしまうともう二度と貴方と会えない気がして、だから僕はこうやって別れを告げたんだ。
" いつの日かまた会おう。うん、何時になるかなんて分からないけれど……次の人生できっと待っていてくれるんだろう?あの時出会ったあの場所で。なら約束しよう、来世があるならばあの場所でバッタリ出会う事を。
いい?合言葉は『おかえり』だよ "