ぬこ 2018-01-02 20:05:29 |
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ひゃ、
(ふと彼女に抱きしめられて出た小さな声は周りの黄色い悲鳴に掻き消されて。自身の鼓膜を震わす少し意地悪で蠱惑的な声で美桜の顔はぶわわっ、と真っ赤に染まり、そうっと自分を離した彼女に見られないように思わず顔を俯かせてしまい。「……ずるい、」と小さく呟いた声は彼女に届いただろうか、2.3歩遅れて歩く美桜は羨ましそうな。そして少しだけ嫉妬の混じった周りの女子生徒の視線を感じつつ火照った頬を自身の空き手で抑えて。)
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