西洋妖怪主食野郎 2018-01-01 18:41:39 |
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ハハハッ、なら僕も自己紹介をしておこう。付き合いが長くなるのならね。僕の名はシーヴァ・ブラッド・ヘルスキャット、良ければシーヴァと呼んでくれ。ヘルスキャットと言う名前はさっさと捨ててしまいたいんだ…好きな事は解剖、嫌いなものは人間だ。
( 初対面であるにも関わらず自分を見つめる目が何よりも優しい。それでいて隠しきることの出来ていない愛情におかしくて頬が緩むといつしか自然と笑いがこぼれていた。笑うだなんて久々すぎてついつい自分が今笑い声をこぼしてしまったことに驚いてしまう。笑ってしまったが後コホンとひとつ咳払いをしてから自身も名乗りあげた。自己紹介だって新学期以外にすることがないから何を話せばいいのか全くわからないがとりあえず思いつくことを述べれば廊下から聞こえる父親の声。ハッとしてその場を速やかに立ち去ろうとするもかけられた言葉にピタリと身体を止める。ニンマリと口角を三日月の形にすると、)
暴力とは弱者が自身を大きく見せようと強がるためにする行為だ。痛い辛い、そんなことあいつのために思ってなんかやらないさ。僕は強い、僕こそが強者なんだ!…でもそうだな、あいつら全員皆殺しするのが僕の夢だ。僕のその夢に協力してくれるのなら是非とも貴方の手をお借りしたい。( カッと瞳孔を大きく見開き、自身の野望と夢を語り出してしまえば止まらない。つい熱くなって大声で語ってしまったために父親が入ってきたことも知らずに言葉は止まらなかった。目の前のスーツの男に手を伸ばした瞬間にその手を叩かれる。容赦のない力に顔を歪ますとそこには笑顔で微笑む父親の姿があった。面白そうに笑い声を高らかに冗談がすぎるだなんだと言っているこの男。いつも通り怯むことなく睨みつけると気に入らないのか客人の前にして自分のことを投げ飛ばした。「おや、躓いてしまったね、シーヴァ。」だなんて戯言に身体を起こしながら嘲笑いをこぼし。)
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