匿名さん 2017-12-28 23:05:23 |
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>ラルス
(お礼を言われ、青年のため息を耳にすればどこか胸がちくりと痛んで一瞬僅かに眉が寄り。気のせいだと気づかなかった振りをして、青年の様子をそれ以上確認せずに荷物を抱えたまま、二階へと上れば真っ直ぐに奥の寝室へと向かい、思い浮かぶ白い部屋に一瞬躊躇うも「お邪魔します」とドアを開け。先程と何も変わらない、白く白く生活感が欠如した部屋。そっと中に踏み入れば、入って横の隅、デザインは少し古いのに痛んだ様子のない白いクローゼット。中を開けば、案の定そこには何も入っていなく、荷物の中から先程買った白いワンピースを取り出しハンガーにかけて中に吊るせば、まるでそこに収まるのが当然のように馴染み。少しの間それを見つめて、そっとクローゼットを閉じると残りの荷物は少し乱雑にベッドの脇に置き。余り青年を一人にして料理の支度をさせるのでは、自分が一緒にやるといった意味がないと、部屋を出ようとした間際、ふと白い部屋を振り返り「少しの間だけだから」と誰に言い訳しているのか自分でも分からないながらに呟き、階下へ降り。そういえばキッチンの場所を聞き忘れたことに気づき、廊下でキョロキョロと周囲を見ればリビングの方、そこの向かいから漏れる光に気づき。キッチンに入れば、準備をしていた青年を見つけ。)
・・・お待たせ。始めましょうか。
(/こちらこそ、拙いロルではありますがよろしくお願い致します。キッチンについて、設定了承しました。毎度ながら丁寧な設定、ありがとうございます。)
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