2174の名無し 2017-12-26 12:34:39 |
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…実は知らないの。この森に入ったのはこれで初めてだし。
(迷ったときは無闇矢鱈に動かないほうがいいとよく言うが、動かないわけにもいかないためとりあえず迷わないように先ほど進んだ道の傍の木の幹に目印代わりに傷をつけて)
うーむ、困ったな。我も初めてここに来たため、よく知らないのである。あんまり動いても駄目だが動かぬ訳にはいかぬし、進むしかなかろう。
(困り顔をし)
そうね。とりあずこっちの道は駄目だったからこっちへ行きましょう。
(互いの意見が一致し、先ほどの進んだ道とは違う道を指差してから、歩き出そうとして)
…ん?
(しばらく歩いていれば僅かに水が流れているような音が聞こえ、思わず足を止めきょろきょろとどの方向から聞こえてきたのか耳を澄ませて)
ルナ殿、どうなされた?あぁ、水の音が聞こえるな。水の音の所へ行けたらもしかしたら出られるかも知れんな。(突然足を止めた相手に驚き、しばらく無言でいると理由がわかり、もしかしたらと相手に提案する)
…こっちから聞こえるわ。この水の流れる音からして川になっているのかも。
(己が足を止めたことにより相手も止まり、しばし互いの間無言の状態が続き水の音が聞こえた方向を指差すと獣道に近い状態の道へ進もうとして)
ええ、それに暗いから足元に注意しないとね。
(魔法で周囲を照らすことはできるのだが魔力の消費を極力減らしたいためそれを使うことはなく、足元に気を付けながら慎重に一歩一歩歩を進めて)
良いの?じゃあ、ありがたく使わせ貰うわ。
(足元ばかりに注意を払っていれば、相手からの問いかけに利き手に持っていた魔法の杖の大きさを小さくしブレスレッドにつけるアクセサリーのようにして)
こんな時に役にたつであろうと思って持っているのだ。役に立って良かった。ほお、その杖は縮むのか…邪魔にならなくてすむな。
(相手に聞かれてもいないのに持ってる理由を話しながら相手に提灯を渡し、ほっと安堵の息をもらす。相手が持ってる杖が縮むのに驚き)
そういうことを示す言葉あったわよね?確か備えあればだったっけ。私が得意なのは魔法だからね。これくらいで驚いてもらちゃ困るわね。
(元々話し手よりは聞き手側なため聞いてもいないの理由を話す相手に相槌を打ちながら、実家では西洋の文化が主流だったため東洋の文化は書物や交友関係の広かったら祖父母から聞いただけなので提灯を物珍しそうに見つつ己の魔法に驚いている相手にはふふんとどこか得意げな様子で魔法が得意だと述べて)
「備えあれば憂いなし」か?ははっ!確かにそうだな。これからも面白い魔法が見れそうだ。あぁ、そうだ。その提灯はルナ殿の物だ。そんなに提灯が気になるか?
(相手が諺を知ってるのに驚きながらも答え、これからも楽しみだと笑い、相手が提灯に興味を持ってるのがなんとなく嬉しく)
そう、それが言いたかったの。まぁ、それだけが取り柄だから体術のほうはあまり得意ではないんだけれどね…。本当?嬉しいわ。あぁ、ごめんなさい。東洋の物にはあまり縁がなかったからつい物珍しくて。(相手が諺の続きをいったのでビンゴと言わんばかりの表情をしたのち魔法に優れている反面、武器や体術等はは専門外なのか苦笑交じりの表情をし、問われた質問には出で立ちや名から西洋風なので東洋の文化や物には興味津々と知った様子でいて)
合っていて良かった。うむ、我は体術と剣術だけが取り柄だから、問題はないぞ?喜んでくれて良かった。
(魔法しか取り柄が無いという相手に対し、それはお互い様だと話し、喜んでくれているということに頬を緩ませ)
(/もう落ちます。)
そうなの?ふふ、なんだか私たち良いコンビになりそうね。
(どうやら得意分野は見事に互いの不得意部分を補う形となっているためどこか嬉しそうに微笑んで)
(/了解です。)
あ、ほら!川が流れているわ。
(下手に突っ込まれてはボロが出そうなので、ほんの少し遠くに見えた川を指差しつつ話題をさりげなくそらそうとして)
そうだと嬉しいわね。…大丈夫、これは私自身の問題だから。
(喜びを分かち合うように微笑んで見せるが、続いての言葉に己の身に重くのしかかる厄災という名の運命をおいそれと簡単に口にすることはできず曖昧な表情で言葉を濁し、それ以上は語ろうとせず)
(/返事がおくれてすみません…!)
運が良い方だと良いけどな…。背負えるものがあれば背負うからな?
(相手の言葉にニコリと微笑み、相手を覗きこみ心配そうな顔をし)
(/大丈夫ですよ)
ふふ、ありがとう。まぁ、澄んだ水ね。
(己の顔を覗き込み心配そうに見る相手にニコリと微笑みかけると、近くになった川を見て素直な感想を述べて)
(/ありがとうございます。)
ここまで澄んでいるのなら、うん。大丈夫。飲めるわ。
(川のほとりに腰掛けて両手で水を掬い、軽く水を掬い飲むと問題ないと判断したのか大丈夫だと告げて)
そういえば、ちょっと気になっていたんだけれどその刀、たしか日本刀って言ったわよね?
(相手の腰にさしてある刀を指差し、こちらで両刃のものが多いため興味津々といった様子でいて)
急にごめんなさいね。私のところだと片刃じゃくて両刃のほうが主流だったから、つい。
(魔法以外で使えるのは護身用に習っていたレイピアぐらいで、書物の中ではなくて実際に目にするのははめてのようで)
え。良いの?じゃあ、お言葉に甘えて…、って、意外と重みがあるのね。
(差し出された小柄な刀を受け取るが、レイピアを持った時と比べて重みをひしひしと感じ素直な感想を述べて)
私もレイピアという細身で突くことに特化した剣しか持ったことはないけれどそれに比べると重いわ。
(不思議そうな顔をしている相手に己の武器を持った経験を述べつつ、鞘から刀を抜くと刃紋等をまじまじと見ていて)
これは切ることに特化した刀だからな。かなり違うのであろう。
(レイピアの特徴を聞き、日本刀の特徴を良いながらうんうんとうなずき)
あ、違った。この重さはレイピアと同じくらいね。私が主に使っていたのはスモール・ソードというレイピアを小型にしたものだったわ。まぁ、これも刺すことに特化した剣だったけれど。
(刀の重さを何度か確かめていたら己の記憶で持ったことのある剣と比べて記憶違いを起こしていたことが発覚し、先程の己の発言を訂正するように述べて)
お、そうなのか。小さいレイピアもあるのだな…あ、日本刀にも小刀という女性の護身用の刀があるぞ。
(相手の話を聞き、そういえばと思い出したようにこちらの国でも小さい刀があると話し)
ええ。武器というのは使われる用途とかで結構変わってくるから。へぇ、こっちでは難しいかもしれなけれど念のために護身用の剣を持っていたほうがいいかも。
(相手の国の話を聞き、やはりそういう武器の変化はどこでもあるのだと思いつつ魔法を主体にした戦法が主だが相手に負担をかけるわけにはいかないと剣の購入を検討し始めて)
ふふ、それは心強いわね。でも魔法主体だとどうしても近距離の攻撃に弱いから身を守るために持つことにするわ。
(相手のことを信用していないというわけではないが、それでも身を守る手段は多いに越したことはないようで)
遠距離や中距離なら何とか防御魔法で防げるんだけれど、近距離だと魔法を張る時間もないし…。
(魔法で何でもできると思われがちだが防御力は弱く、近距離の攻撃の弱いという明確な弱点が存在しておりなんとかそれを補おうと各々魔法使いは策をとっているようで)
そういうこと、いつの時代も完全無欠な道具や武器は存在しない。なにかしら弱点があるものよ。
(しばらく談笑して休憩もそろそろ終わりだと見切りをつけるようにその場に立ち上がって)
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