大倶利伽羅( 極 ) 2017-12-16 19:40:30 ID:ff10dbc78 |
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>>大倶利伽羅
お、大倶利伽羅……!
(聞きなれた落ち着いた冷静な声にパッ、と艶やかな黒髪をふわりと靡かせながら振り返れば自分の脳内に思い浮かべていた通りの彼に思わず情けない声を上げてはじわりと金色の瞳に涙を貯めて。だがやはり自信の愛する家族とは別の個体だとすぐに我に返れば「……ごめんなさい、ふふ、大丈夫!ちょっと家族が恋しくて!」とにこりと笑って両手を横に振って。審神者会議に来たは良いものの他の審神者の近侍を見ていると自分の家族を思い出してしまいどうしても寂しくなるな、とぽつりと心でつぶやき。)
>>奏音
きゃーっ、危なーいっ!
(家族に会えない寂しさを紛らわすためにこの屋敷でも探検しようとぱたぱた駆け足で駆け巡っていたところ、廊下の曲がり角にて彼女とぶつかりそうになれば慌てて急ブレーキをかけそのまま柱に大きな音立てて衝突し。「っ、たたた…」とその場にぺたりと尻餅を付いては赤く腫れ上がった額をさすりながらヘラりと笑って怪我はない?と彼女を見上げて。ふわりとしたカプチーノ色の髪をした可愛らしい彼女を見て(美人さんだぁ)と額の痛みも忘れて呑気なことを考えてはへにゃへにゃとゆるい笑顔を浮かべていて。)
>>山姥切国広
でも、あなたが話しかけてくれたおかげでちょっぴり寂しくなくなった!
(ふい、と目線を下に俯かせてしまった彼と視線を絡めるようにそうっと白い布地を被った彼を覗き込んで。ターコイズブルーの瞳と自分の金色の瞳が絡んだのを理解すればにっこりと人懐っこい笑顔を浮かべては「貴方、きっと勇気を出して話しかけてくれたんでしょう?だからありがとう。」と首をかしげながらへにゃりと気の抜けた笑顔を浮かべ、彼の頭を白い布地越しにそうっと撫でて。)
>>朱音
……ま、迷った!
(しまった。薬研に叱られる。自分が迷ったという自身よりも自分の近侍に見つかった時の心配で真白の肌を青白くさせている少女が一人。あわあわと忙しなく来た道を行ったり来たりしていればふと遠くに女性が見えて「あ、あのー!大広間ってどこですかー!?」とその場から叫んで声をかけ。ぱたぱた音を立てながら彼女に近寄れられば青みのかかった黒髪を一つ括りにしたどこがしなやかな雰囲気を持つ女性に思わずほえ、と間抜けな声を出してしまい。)
>>髭切
……ふふっ、
(この大きな屋敷で迷子になってしばらく。庭へと目を向ければ見慣れた後ろ姿を見つけて声をかけようとしたものの少し間の抜けた言葉が耳に入り思わずくすくすと笑ってしまい。「嗚呼、ごめんなさい。あまりに可愛らしい間違いが聞こえたから笑っちゃった。猫じゃらしのこと?」と首をかしげながらそっと庭へ降りれば子猫の前にそっとしゃがみこみふわりと優しげな笑みを浮かべ。可愛いなぁ、と猫に手を伸ばせば先程まで不安げにしていた猫が警戒心を顕にしてこちらへ耳と尻尾を立てて牙を見せて思わず目を丸くして。)
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