匿名さん 2017-12-11 22:31:30 |
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「……まさか、知らぬ間に訪れた場所が人が介入しない筈だったなんて思いもしませんでしたよ。私は随分と、あの町から離れてしまったみたいです」
名前/グレゴリー・オルブライト
性別/ 男
年齢/26歳
種族/人間
役割/客人
容姿/ シンプルに切られた榛色の短髪は段が入っており、癖はあまり無く全体的に見てストレート。やや目にかかる不規則にギザギザとした前髪の奥からは二重瞼のガラス玉でも丁寧に嵌め込んだかのように透明なピーコックブルーに輝き、瞳孔の小さい瞳が覗いている。長い四肢の繋がる体は標準と比べて痩せ型の方へ部類し、肌は若干白く血色はあまり良いとは言い難い。過度な雄々しさや逆の脆弱さに偏らないバランスが取れた顔立ち。身長176cm。首周りが少々ゆったりと広がり、両手の一部を覆い隠す長さをした袖の黒いタートルネックを着用。正面をボタンで留めている青鈍色のコートは太腿まである丈で、フードに白いファーが縁取られている。カーキグリーンのスキニーパンツを履き、靴は焦げ茶色い短なブーツを使用。
性格/ 感情はどれも欠ける事もなければ歪んでもおらず、ちゃんと宿ってはいるのだが表情の変化が周囲と比べて少ない傾向にある。それが影響してしまい、他者からすれば何をどう捉え思考を巡らせているのか読み取りにくく思われがち。けれども、自ら抑えているという訳ではなくその状態は初対面やお互い少ない関わりに多いらしく長い間付き合っていれば以前まで漂っていた冷淡な雰囲気はどことなく柔らかいように感じられ、次第に相手へ見せる表情も増えていく。普段の様子は静やかであると同時に礼儀正しく、意味も無く大声を上げたり走り回ったりなどと無闇に騒ぎ出す事を一切しない。また、そういった点に加えて立場や年齢問わず基本的に敬語で話しかけていく。
備考/一人称「私」 二人称「貴方、敬称、呼び捨て」
まだ無知と呼ぶに相応しいほど年を重ねていなかった頃は、今いる地よりもずっと遠くどう辿れば良いか分からないくらいの場所にある国内の町に暮らしていた。住む家といい、両親といい、別段華やかでも貧しくもない家庭で異変も無いまま育っていくかと思われたが何を理由に気に入られたか、国の中でも知られる富豪に山ほどの札束と引き換えにグレゴリーを貰いたいと申し出てきた。朗らかに笑みを向けてきてくれた両親はそれが当然だと言わんばかりに満足げに首を上下へ揺らし、あっさりとした様子で子供と金銭を交換。
説明しきれない感情を背負い続けながら富豪の元へ強制的に住み始め、そこでは数年間にわたって自分の息子であるかのような振る舞いをさせられきたのだが、本当に突如として「大人の姿に近付いては可愛くない。飽きた」と告げられ、その日の内に今度は貴族へ渡されてしまった。貴族は人を自由に従わせる事を好み、そして時折物理的な暴力を振るう人物でグレゴリーは無慈悲な扱いを受けてきたという。貴族の男がグレゴリーを連れて別宅へ移動の際、僅かな隙を頼りに逃走を実行。現在の状況に至っており、あの男が自分を探さないかと不安を抱え暫くは外へ出ず館に篭る事に。肌の面積が狭いため判断しにくいが、繰り返されてきた暴力によって身体中には痛々しい傷跡が幾つか残っている。
(/keepしていただきありがとうございました。pfの確認をお願いいたします。不備などがありましたら、ご指摘ください。)
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