おいおい、マジかよ…!マユ、走るぞ!…マユ!?( 大きな音と共に奥から転がってくるのは押し潰されたらひとたまりもないような巨大な岩で、目を見開き。辺りを見回すも一本道でやり過ごせるような場所がない為、一先ず逃げる事にし。彼女の手を引いて走ろうとするも、恐怖からか固まってしまっていて。「…ッ!」咄嗟に抱き上げると岩から逃れられる場所まで全力で走り )