ああ、オレは何ともねぇよ。お前に怪我無くて良かった。( 立ち上がる彼女の髪についた雪をそっと払いながら頷いて大丈夫だと笑ってみせ。しかし頬に触れる彼女の温もりや距離感に鼓動が高鳴れば、不自然にならないよう視線を外し話題を逸らして誤魔化し ) …おっと、ヴァンを置いてくとこだった。