2017-11-11 22:06:57 |
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…、っう……。
(何処からか人の声がして、意識がゆっくりと浮上する。聴覚が頭を叩き起こし、自然と瞼も開いていく。時間を置いて明確になっていく視界に映り始めたのは見知らぬ男。反射的に自らを防衛しようと身構え、横にしていた体を起こそうと体に力を込めた途端に全身を駆け巡るのは刹那的な痛み。思いがけず低い声が漏れ、痛む肋骨に目を遣る。荒い息を吐きながら体を起こし、壁に身を預け。すると視界に入ったのは己の向かいに立っている先程の少女。はっと以前の記憶が蘇り、漸く事態を把握して。彼女に同行しているということは恐らく奴は医者の筈だが、違っても困る。細かく呼吸を繰り返しながら、男の方を見遣ると一言問いかけ)
アンタ…医者、か?
(/ご無沙汰しております。何かとお忙しいと思いますし何卒お気になさらず…!!またお返事して下さっただけで嬉しいというものです。此方こそ改めまして宜しくお願いしますね!)
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