恋の歌 …若者たちの物語～(指定人数限定／NL)

　
　
　
>>はるちゃん
むー。はるちゃんってば本当にからかいがいが無いんだから〜！━━━ほへぇ、妹ちゃん４歳なんだ〜？はるちゃんパッと見高校生に見えないから若いパパに見られちゃうんじゃない〜？

（　思いの外薄い反応に履き終わったローファーで拗ねたと言わんばかりに道の小石を蹴り、ころりと転がるそれには視線向けず相手の妹の話に耳傾ければ思ったままの感想述べて。「 ま、12歳のパパとか笑えないけど〜 」と声色明るく呟き歩み進め、やがて校門出たところで家の場所を問われれば出た足そのまままっすぐの方向指差し「 このまま真っ直ぐ行ったとこだよ〜。はるちゃんは逆方向だったりする？ 」と首傾げ　）


>>あやちゃん
う、うぅ…はあい…。

（　優しく諭す様にかけられる言葉にぐうの音も出ず素直に返事をし。相手がゴミを捨てている間に両手が空いたことをいい事にぐうっと両手を上に伸び、振り返る相手の言葉に快活に「 うん！ 」と頷けばぱたぱたと追いかけるように走りより、玄関にて履きつぶしたローファーに履き替えると片手人差し指を自身の頬に突き刺すように立て「 学校帰りにスーパー…？お母さんのお手伝い？ 」相手の実家が自営業とは知らず、専業主婦である自身の母親のことを考えればお手伝いが妥当かと解釈すればそう問いかけて。続けて「 あやちゃんは偉いなぁ〜、スーパーなんてそんな行ったことないよ〜 」トントン、靴のつま先で地面を蹴り、いつでも出れるよう体勢整えるとくるりと振り向いて　）