譲らぬ片思い 紫蘭の花のように凛と高く 指先の感覚はいつの世か 覚えている 朝焼けの空 飛ぶ白鳥の群れの中 一つ輝いているそれはまるで 貴方のよう 忘れん尊さ愛しき日々よ 悲しむより先にある喜びに 今応えよう そこにある意味をも魅了して 春の訪れを肌で観てみよ 泡のように儚い夢飾り 届かぬ時が一番好きなもの