むかしむかし、あるお屋敷に一人の姫と姫を守りし七人の騎士が暮らしておりました。
七人の騎士たちは姫に降りかかる災いを、その剣でいくつも防いでいましたが、ただ一つ七人の騎士には戦うことができない災いがありました。
それは「病」という災いでした。
どんなに剣の技術に長けていても、守りに長けていても、姫の身体を蝕む病にだけには勝つことができませんでした。
病に騎士たちがなにもできないまま、やがて姫は亡くなってしまったのです。
姫の亡骸を前に騎士たちは己の無力さを悔やみました。
『どんな敵から姫を傷つけぬようにできても、姫の身体を守れぬならば騎士の意味はない』
騎士たちは姫を前に誓いを立てました。
『再び巡り会えた時には、姫の身体を内側から守ってみせる』
そうして騎士たちは、それぞれの役割を決め、再び姫となる主に出会えた時、今回のような後悔を二度としないと固く誓いました。
>1あらすじ
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>3七騎士・能力
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