この漠然とした不安から抜け出したい。 一つ一つ丁寧に向き合うのが怖いから自分ひとりで解決する事も出来ずに周囲に助けを求めるしか出来ない。 漆黒色のようで実は透明なんだ。 奥の景色を映してただけ。 透き通ったガラス玉みたいな、 色の無い色が嫌だったから、 俺は黒と隣合わせでいる事を選んだ。