沈黙が気まずいタイプの人間と相席になった。共通の話題も、趣味も、そもそもたまに話すだけで仲良くはない相手であるのに、どうしてそこまで気遣うのだろう。氷は溶けて、味は薄まり、あなたが食べようとしていたそれはすっかり冷めてしまったのに。